十八史略・巻七北宋:哲宗(19)

新法党の復讐始まる

十八史略・原文

惇旣至、以漸盡復熈豐之法、治元祐人之罪無虛日。司馬光・呂公著・王巖叟・趙瞻・韓維・孫固・范百祿・胡宗愈・司馬康等已死者、皆追貶奪贈、呂大防・劉摯・蘇轍・梁燾・范純仁・劉奉世・韓維・王覿・韓川・孫升・呂陶・范純禮・趙君錫・馬默・顧臨・范純粹・孔武仲・王欽臣・呂希哲・呂希純・呂希績・姚勔・吳安詩・王份・張耒・鼂補之・黃庭堅・賈易・程頥・秦觀・朱光庭・孫覺・趙卨・李之純・杜純・李周・蘇軾・范祖禹・劉安世・鄭侠等、皆連貶竄。

十八史略・書き下し

惇既に至り、ようやくを以て尽く煕豊之法を復し、元祐の人之罪を治むるに虚しき日無し。司馬光・呂公著・王巌叟・趙瞻・韓維・孫固・范百禄・胡宗愈・司馬康等已に死せる者は、皆な追い貶して贈りを奪い、呂大防・劉摯・蘇轍・梁燾・范純仁・劉奉世・韓維・王覿・韓川・孫升・呂陶・范純礼・趙君錫・馬黙・顧臨・范純粋・孔武仲・王欽臣・呂希哲・呂希純・呂希績・姚勔・呉安詩・王份・張耒・鼂補之・黄庭堅・賈易・程頤・秦観・朱光庭・孫覚・趙卨・李之純・杜純・李周・蘇軾・范祖禹・劉安世・鄭侠等は、皆な連ねて貶し竄す。

十八史略・現代語訳

章惇が宰相に就任すると、少しずつ新法を復活させ、元祐時代の政治家・高官の裁判を行わない日はなかった。司馬光・呂公著・王巌叟・趙セン・韓維・孫固・范百禄・胡宗愈・司馬康といった、すでに死んでいる者は、みな後付けで官位を下げ、おくり名を奪い、呂大防・劉・蘇テツ・梁トウ・范純仁・劉奉世・韓維・王覿テキ・韓川・孫升・呂陶・范純礼・趙君シャク・馬黙・顧臨・范純粋・孔武仲・王欽臣・呂希哲・呂希純・呂希績・ヨウメン・呉安詩・王フン・張ライチョウ補之・黄庭堅・易・程・秦観・朱光庭・孫覚・趙セツ・李之純・杜純・李周・蘇ショク・范祖禹・劉安世・鄭侠等は、みな次々と官位を下げられ、僻地に左遷された。

十八史略・原文

惇旣至、以漸盡復熈豐之法、治元祐人之罪無虛日。司馬光・呂公著・王巖叟・趙瞻・韓維・孫固・范百祿・胡宗愈・司馬康等已死者、皆追貶奪贈、呂大防・劉摯・蘇轍・梁燾・范純仁・劉奉世・韓維・王覿・韓川・孫升・呂陶・范純禮・趙君錫・馬默・顧臨・范純粹・孔武仲・王欽臣・呂希哲・呂希純・呂希績・姚勔・吳安詩・王份・張耒・鼂補之・黃庭堅・賈易・程頥・秦觀・朱光庭・孫覺・趙卨・李之純・杜純・李周・蘇軾・范祖禹・劉安丗・鄭侠等、皆連貶竄。

十八史略・訳注

惇:=章惇。音ショウ・トン。1035-1105。

熈豐之法:熈豐は煕寧と元豊。神宗の治世。その法だから、新法を指す。

元祐:1086-1094。哲宗最初の年号。

司馬光:1019-1086。
司馬光

呂公著:1018-1089。

王巖叟:音オウ・ガン・ソウ。生没年未詳。

趙瞻:音チョウ・セン。1019-1090。

韓維:生没年未詳。本記事の紹聖元年(1094)には世を去っていたことになる。

孫固:1016-1090。

范百祿:1030-1094。

胡宗愈:1029-1094。

司馬康:生没年未詳。

呂大防:1027-1097。

劉摯:音リュウ・シ。1030-1097。

蘇轍:1039-1112。
蘇轍

梁燾:1034-1097。

范純仁:1027-1101。

劉奉世:1041-1113。

韓維:1017-1098。

王覿:音オウ・テキ。1036-1103。

韓川:生没年未詳。

孫升:生没年未詳。

呂陶:1028-1104。

范純禮:1031-1106。

趙君錫:生没年未詳。

馬默:生没年未詳。

顧臨:生没年未詳。

范純粹:1046-1117。

孔武仲:1042-1097。

王欽臣:生没年未詳。王洙(997-1057)の子で父の功により進士を賜ったという。

呂希哲:生没年未詳。呂公著の長男。

呂希純:生没年未詳。呂公著の子。

呂希績:1042-1099。呂公著の次男。

姚勔:生没年未詳。

吳安詩:生没年未詳。

王份:生没年未詳。

張耒:1054-1114。

鼂補之:=晁補之。1053-1110。林本は十八史略北宋哲宗12では晁補之と記し、ここではと記しているが、フォントを鼂(チョウ、うみがめ)で代用した。

黃庭堅:1045-1105。
黄庭堅

賈易:生没年未詳。

程頥:=程伊川。1033-1107。

秦觀:1049-1100。
秦観

朱光庭:1037-1094。
朱光庭

孫覺:1028-1090。

趙卨:音チョウ・セツ。1027-1091。

李之純:生没年未詳。

杜純:生没年未詳。

李周:生没年未詳。
李周

蘇軾:=蘇東坡。1037-1101。
蘇軾

范祖禹:1041-1098。

劉安世:1048-1125。
劉安世

鄭侠:1041-?。

十八史略・付記

さすがに今回の入力と訳注は、「何のいやがらせだ」と曽先之を恨みたくなってきた。

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